■永代供養■

永代供養とは

永代供養は期間を設けずいつまでも弔いを行うことです。ご遺族や子孫に代わって霊園や寺院などがご遺骨を管理・供養すること。
これまでは、身寄りのない方や、後継ぎのいない方の供養として使われてきましたが、昨今では子孫に面倒をかけたくないという考えから、ご自身で「永代供養」を選択するというケースも増えてきました。

永代供養のメリット

お墓を建てるのに比べ費用がかからない場合が多い

永代で供養してくれるので、親族がお墓を管理する必要がない

宗派、宗旨を問われず、だれでも利用することができる

永代供養のデメリット

合同墓や合祀墓の場合、一度お骨を収めると他人のお墓と一緒になり二度と取り出すことができない。

永代供養といっても33回忌や50回忌の合祀だけという場合もある。

檀家になることが条件の場合がある。

永代供養に変更するには

① 役場→改葬許可申請書を取りに行く



② 使用する寺院から「使用許可書」を発行してもらう



③ 「改葬許可申請書」「使用許可書」を役場に提出



④ 「魂抜き」を行い、墓地を整理する
※魂抜きは、お墓から魂を抜き取るための儀式です。管理している寺院に依頼し儀式を行います。
※墓石の整理は石材店に依頼します。

⑤ 「改葬許可証」を寺院に提出し、永代供養墓へ遺骨を移す。


永代供養は将来にわたり、末永く供養をお願いすることになります。供養を任せる寺院や運営者がどのような考えで供養に取り組まれているかを確認することが大切です。