散骨は、新しくお墓を購入する費用がかからず、またお墓を管理する必要がないため、最近では葬送の方法として選ぶ方が増えてきています。
◆海への散骨
海への散骨は砕いた遺骨を海に撒く方法です。
海洋散骨をするにはまず、ご遺骨を必ず粉末化する必要があります。
散骨を行う場合は遺骨を粉末状になるまで必ず砕いてください！
人骨と分かるものが散乱していたら事件になりますよね。
人骨とわかる状態で海に散骨された場合、法律に抵触する可能性があります。（遺骨遺棄罪）
ほかにも散骨時には知っておいてほしいマナーがございます。
●散骨は葬送を目的とし、場所や方法は、まわりの人の宗教的感情を十分に考慮しておこないましょう。（お骨壷など直ぐにそれとわかる容器や、喪服などは避けましょう。）
●海洋散骨をおこなう海域は、漁船や海上交通の要所を避けておこないましょう。
●お骨は形がお骨と分からない程度に粉末化しましょう。
●環境問題に配慮しましょう。自然に還らない副葬品を海に撒いてはいけません。
以上のことに気を付ければ、散骨は、誰でも自由に自分で行うことができます。
また、行政機関や市町村役場などへの届け出も必要ありません。
そこで
よく聞かれる散骨についてのご質問を一部ご紹介したいと思います。
Q．粉骨（粉末化）は、自分で出来ますか？
ご遺骨の粉骨化にはかなり段階がございます。
火葬後の焼骨は、大変もろいので手で強く押さえただけでも粉々になる部分もあります。ただ単に細かくするということでしたら、ご自身で行なう事も可能です。
しかし、弊社の粉骨工程を例にとる、白く美しいパウダー状のご遺灰にするには、豊富な経験と特殊な機材を必要といたします。
個人でなさる場合には、砕く音や作業の場所、洗浄や乾燥、衛生上の問題、それに不純物の除去やカビ予防対策など、思った以上にとても大変な作業となります。
なにより、ご遺骨を粉末化するという精神的なご負担も大きいのではないでしょうか。
手元供養ペンダントに納める為などで、ごく少量の粉末化ならご自身でなされても良いと思いますが、全骨の粉末化のような場合には、ご自分で行うよりもご依頼くださることをお勧めいたします。
粉骨についての詳しい手順はこちらになります。
-明り-粉骨
Q．粉骨料金の総額目安はどのくらいでしょうか？
粉骨サービスの料金は、お客様の骨壺サイズに応じて代わってまいります。
遺骨の状態により、作業工程が変わりますので、都度のお見積となります。
下記ページにて参考金額を載せておりますので、ご参照くださいませ。
-明り-粉骨
Q．葬儀を済ませてしまったのですが利用できますか？
ご葬儀後の散骨の時期に関しましては、故人様やご遺族様の御希望により執り行います。
火葬後や四十九日を過ぎてから、一周忌 思い出の日など様々です。
Q．納骨されている場合は？
お墓に納骨されている場合は、改葬手続きが必要です。
この場合、墓地管理者にて納骨証明書を発行してもらい、墓地所在地の役場にて改葬許可証の交付を受けます。
改葬理由として自宅供養もしくは散骨する趣旨を述べて受入証明書を不要にします。
改葬許可証が交付されましたら、現在の墓地管理者へ提示して、手続きは終了となります。
一部のみご紹介させていただきましたが、他にもご質問などありましたら、お気軽にお問合せ下さいませ。
明＜AKARI＞
熊本県熊本市戸島町931 TEL：0120-01-6321